DSのコナミアーケードコレクションのプレイ感想を書きます。
第1弾:http://d.hatena.ne.jp/bunaguchi/20180518
第2弾:http://d.hatena.ne.jp/bunaguchi/20180527
上記に続いて、今回は第3弾、
「タイムパイロット」「イーアルカンフー」「サーカスチャーリー」
をお送りします。今回もプレイした順に。
■タイムパイロット
全方向任意スクロールのシューティング。初出は82年。
自機の戦闘機はその場に止まれず、十字キー操作で旋回し、
ボタンで前方に弾を発射して敵機と戦う。
各面で規定数の敵を倒したらボスの大型機が出現し、
それを破壊すれば次のステージへ。
タイムスリップをテーマとしていて、
1面が1910年、2面が1940年、3面が1970年、
4面が1982年、そして5面が2001年……つまり未来!
6面以降は1910年に戻って、撃墜されるまで
永遠に時空の狭間をさまようループゲームなのである……。
十字キーと1ボタンというシンプルな操作性ながら、
1回ボタンを押すと3発撃つセミオート連射になってるのが、
当時のゲームとしては珍しいというか、先進的というか。
他にも各ステージにボスがいたり、
時々出てくる編隊を全部撃墜するとボーナス点!とか、
なかなか、STGの進化というか変遷というか、そういうものを感じますな。
各ステージ、グラフィックも敵の攻撃も
それなりに差別化されていてなかなか面白いですが、
ボス出現までの必要破壊数が多いので、
今やるとちょっと単調に感じる部分もあるかな。
オプションで設定できる難易度はデフォが『易しい』なのですが、
その一段階上の『普通』で1周クリアできました。
■イー・アル・カンフー
言わずと知れた格ゲーの祖先のひとつ。85年作品。
AC版はイーとアルの後に中黒が入るのが正式名称だそうな。
主人公ウーロンを操り個性豊かな11人の格闘家と闘う。
2ボタンと十字キー(レバー)8方向の組み合わせで
16種類もの技を使える!……のですが、ジャンプ系の技が
『ボタンを押しながら上入力』じゃないと出なかったり、
(逆に上入力でジャンプしてからボタンを押しても技が出ない)
レバーニュートラルでボタンだけ押しても何の技も出なかったり、
いろいろと、格ゲー先史時代を感じさせる内容です。
敵はなかなか強く、適当に戦ってて勝てるのは
最初のBuchuとザコラッシュ的なFeedleだけ。
他の敵は、パターンと連続技と、あとは気合……ですかね。
攻略法としては、私も詰めきれてないのですが、
頭上突き(右上+B)→足首狙い(下+B)→開脚突き(左下+B)
のコンボが割と使いやすいように感じました。(キャラ右向き時)
まあ当時はコンボなんて言葉は無かっただろうし
確定で繋がるわけでもないのでコンボというより
技を連続で出すってだけなのですが、
Bボタン押しっぱなしで方向キー操作だけで連続で出せるし、
最後の開脚突きがリーチが長くて使い勝手がいい……と思う。
Nuncha、Pole、Swordあたりはこのコンボを起点に攻めます。
Swordはリーチがあるので、中距離から気持ち早めに出していく感じで。
飛び道具で攻撃してくるタイプの敵は、敵が投げた武器を
大きくジャンプして跳び越え、敵本体の近くに着地して攻撃。
ラスボスのBluesは、体力が3以下になると発狂するので、
そうなったらひたすらジャンプ蹴りして当たってくれることを祈る。
あとはダメージ受けたら連続で食らう前にジャンプで脱出、とかも重要か。
そんな感じでデフォ設定で一周クリア。2周目はPoleまで行ったけど
こちらの攻撃が全く当たらずに完封されました。なんだこれ……。
今プレイすると、格ゲーの常識は全く通用しないし、
アクションゲームとしてもやや理不尽感がありますが、
技のヒット感がよく、パターンを作る楽しさもあるので、
それなりには楽しめるゲーム……だと思いました。
■サーカスチャーリー
84年作品。サーカスの舞台を題材にした、
横スクロール・ジャンプアクションゲームです。
……とゲーム内の説明に書いてありますが、
今の視点で見ると、ジャンプ操作がメインの
アクションミニゲーム集と言った方がより実態に近いかな。
1面から6面がそれぞれ『火の輪くぐり』『つなわたり』
『トランポリン』『玉のり』『曲のり』『空中ブランコ』
の演目になっています。
1周クリアすると2周目からはステージ選択が可能になり、
さらにそこでトランポリンステージを選ぶと、
隠しステージ?の『水上トランポリン』がプレイできる……ようです。
操作は十字キー左右で移動と1ボタンでのジャンプのみ。
『火の輪くぐり』はジャンプで空中の火の輪をくぐりつつゴールを目指す内容。
『つなわたり』は前方から向かってくる猿をジャンプで避けつつゴールを目指す。
『トランポリン』は、トランポリンの上で自動で跳ねるので、障害物を避けつつ
十字キー左右だけで隣のトランポリンに飛び移りながらゴールを目指す。
『玉のり』は、転がってくる玉をジャンプで乗り移りながらゴールを目指す。
『曲のり』は、馬に乗って強制スクロールするので、左右で速度調整しつつ、
設置してあるトランポリンをジャンプで避けながらゴールを目指す。
そして『空中ブランコ』は、ブランコにぶら下がって、
いわゆるターザンアクションのような感じで空中のブランコに
次々と飛び移って、最後の足場に上手く着地すればめでたく1周クリア!
……という内容です。
デフォ設定でノーミス1周クリアまでプレイしましたが、
とにかく6面の空中ブランコが難しかったですね。
どのタイミングでジャンプすればどのくらい跳ぶか、というのが
とても分かりにくいので、ひたすらトライ&エラーで頑張るしかない。
他の面は単純なジャンプアクション、といった感じですが、
テンポよく進みますし、テクニカルなプレイをすると
ボーナス点などの要素もあって、そこそこ楽しいですね。
2周目の水上トランポリンは通常のトランポリンと同様のルールですが、
各トランポリンの間を上下するだけだった障害物が、
アクティブに突っ込んでくるイルカに変わっているので、かなり難しい。
これだけクリアできてませんが、ひとまずここまでにしておきます……。
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そんなところです。
前回までと合わせて15本中7本をプレイしたので、残り8本。
また少し間を置きたいと思います。
以上、本日はこの辺で。