ジャレコレ ファミコン編: SHATTERHAND | Nintendo Store
https://store-jp.nintendo.com/item/software/D70010000123313
ファミコンのジャレコタイトルをSwitchに移植するジャレコレシリーズ。
昨年、日本では未発売かつ知名度も別にない『The Last Ninja』が登場した時点で、
これはそのうちシャッターハンドも来るんじゃないかと思っていましたが、
読み通り移植が発表されて先月9月24日に無事発売。
ソルブレイン既プレイ勢にとって唯一初見のエリアC。ここにしか出てこない敵やトラップがあり、BGMも良くて滾る。後半は動きが鈍る沼と行く手を塞ぐ大型ザコで時間を取られがちな構成だが、慣れるとそう難しくなさそうかな。 #シャッターハンド #ジャレコレ
— bunaguchi (@bunaguchi.bsky.social) 2026年9月28日 18:28
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シャッターハンド!
1991年、日本では特撮ヒーローTV番組のいわゆるキャラゲーとして、
『特救指令ソルブレイン』のタイトルで発売されたゲームですが、
開発担当はファミコン2Dアクションの雄、ナツメ。
ジャレコが販売した海外版『シャッターハンド』は、
キャラゲーではない完全オリジナルの内容で、日本版『ソルブレイン』とは
主人公のグラフィック、敵の耐久力、一部のステージ内容などに違いがあります。
……というようなことが、その道で有名なサイト『GAME KOMMANDER』様
( https://www.ne.jp/asahi/hzk/kommander/ )
で解説されており、私も以前から読んで知っていましたが、
それがついに現行機に移植され日本でもリリースされたのは感慨深い。
ソルブレインは昔プレイしましたが、やはりシャッターハンドの方が本作の真の姿!
という感覚があり、機会があればプレイしたいとずっと思っていましたので、
リリース直後に購入してプレイしたのでした。
基本的なゲーム内容の解説は私などが書くより上記GAME KOMMANDER様の
名レビューを読んでいただければいいのですが、
ジャレコレ版は移植に際してちょっとした新機能が盛り込まれており、
それに関して少し書いておきます。

ファミコン時代のゲームを今のプレイヤー向けに遊びやすく、
という意図(多分)で新ルールが追加されているのですが、
特に、敵弾をパンチで打ち消すことでサテライトロボットを回復させる新要素が秀逸。
本作は、飛んでくる敵弾をジャストタイミングで殴って打ち消すのが、
見た目カッコイイし感覚的にも気持ちよくて楽しいのですが、
元のゲームではそれをやるメリットが薄く、ちょっともったいないなと
昔ソルブレインをプレイして思っていました。
今回のジャレコレ版はちゃんとそこに切り込んでくれていて、
これにより敵弾を殴ることにメリットが与えられ、それと同時に
サテライトロボットがいるときでも意識してパンチを使う必要性を生んでいて、
なかなかファインプレーな追加要素だと思いましたね。
もう一つの新ルール、スペシャルパワーアップについても書いておくと、
これは指定されたサテライトロボットを取ることで全回復などの恩恵があるシステム。
難易度を下げるための要素といった感じですが、これのために表示される
「おじさんの希望」という文字列は、本作の硬派な雰囲気とミスマッチ感があり……。
ここは硬派に徹してほしかったなあ、と気になりました。
オプションで非表示にはできますが、連動して新機能ごとOFFになるのが歯がゆい。
これだけが唯一の不満点かな。
他はジャレコレ過去作の例に漏れず、ボスのライフ表示や
パワーアップの耐久力表示の追加により分かりやすく遊びやすくなっていたり、
実績機能、プレイ時間表示などの追加も抜かりなく、
「エクストラ」には当時の開発資料まで収録されており、至れり尽くせり。
これを出してくれたシティコネクション様に感謝しながら遊ばせていただきました。
ありがとうございました!

というわけで、サテライトロボットを取らずパンチオンリーでのノーデスクリア達成。
αβの取得パターンログ表示機能のおかげで、
スクショ一枚でパンチオンリークリアの証明になるのも地味に嬉しいですね。
αとβのアイテムの組み合わせで取得できる8種のサテライトロボットと、
同じサテライトロボットを連続で取ることで変身できる重装甲ダイナモ。
本作の特徴であるそれらを最大限活用するとボスを瞬殺できたりして楽しいのですが、
そのためには、αβを計画的に取りつつサテライトの耐久力にも気を使う必要があり、
少々面倒な感覚を覚えるのも事実。
ですが、「そういうちまちましたプレイは性に合わん!」という人のために、
αβアイテムを全スルーしてパンチオンリーで戦うという漢の選択肢もあり、
それでもちゃんとこうしてクリアできるようになっているのが本作の良いところ。
特にボス戦の難度が跳ね上がりますが、練習すれば充分クリア可能です。
実際のところ本作は、普通にクリアするだけならガチガチに計画的なプレイは必要なく、
逆にパンチだけで戦えるほどのアクションスキルももちろん要求されません。
あまりこだわらず適度にサテライトを活用して進んでいくようなほどほどのプレイでも
クリアまで行けるようになっている匙加減が良い塩梅で、なるほど名作……!
と思わされますね。いやあ、いいゲームでした。
日本未発売のLast Ninjaやシャッターハンドまで移植されたジャレコレシリーズ。
あとジャレコのファミコン作品で移植が難しそうなのは、
『伝説の騎士エルロンド』あたりでしょうか。
個人的には『メタルフレーム サイバスター』も未プレイなのでやってみたい。
今後のラインナップにも期待しましょう。ありがとうございました。


















