マイティファイナルファイト

『マイティファイナルファイト』をプレイしました。
例によってeショップ終了前に買っておいた3DSVC版。


マイティファイナルファイト | ニンテンドー3DS | 任天堂
https://www.nintendo.co.jp/titles/50010000019693


ファイナルファイトは昨年カプコンアーケードスタジアムで初めてプレイして、
そのあまりの高難度で早々にノーコンクリアを諦めたのが記憶に新しいですが、
本作はそのファイナルファイトファミコン版。
と言っても移植ではなく、タイトルに「マイティ」を冠して
システムもステージ構成も大幅にアレンジされた内容になっています。



キャラクターのビジュアルが2頭身くらいになってるのに加えて、
マッドギアがジェシカを誘拐した理由も「ボスがジェシカに惚れたから」と、
コミカルな空気の強いもの。
ゲーム中でも、一部のボスと戦う前に会話で選択肢が表示され、
選択によっては精神的ダメージで戦闘前にライフゲージが減るダムドや、
「マッドギアのクイズ王」を自称してクイズを出してくるアビゲイルなど、
一貫してコミカルな世界観になっています。


色々とアレンジはあるものの、ゲーム内容としては本格的なベルトアクション。
敵は画面内に2人までで当然AC版よりはずっと易しいですが、
それでも敵の動きはしっかりしており、なかなか歯応えがあります。
自キャラはコーディー、ガイ、ハガーの3人とも使用可能。ステージ数は全5面。


システム的に一番の違いはレベル制でしょうか。

敵を倒すと、倒した技により経験値が得られ、一定値に達するごとにレベルアップ。
攻撃力とライフ最大値が上がり、一定レベルで追加の技が使えるようになったりします。
レベルは最大で6まで上がりますが、敵の数が限られるため、
レベル上昇の速いガイ以外で6まで上げるのは難しいように思いましたね。

あとは、一部のステージに「落ちると死ぬ穴」があるあたりがAC版と異なるところ。



以下感想。

キャラがデフォルメされてるのをいいことに(?)、
技もちょっと派手というか、特にコーディーがアッパーで跳び上がったり
必殺技で手からエネルギー波みたいなのを出したりと動きがアレンジされており、
効果音も気持ちよく、ビシバシ敵を殴るのが爽快。

ちゃんとベルトアクションの楽しさが再現されている感触で、
手触りだけでも結構な良作感がありましたね。


難易度は当時のベルトアクションとしては易しめな方だと思いますが、
なかなかの好バランスというか、自分の実力だと
このくらいの難易度が合ってるように思えました。
ただやっぱボスに分からん殺しされるのはこのジャンルの宿命かな。

あと、微妙にロックマンっぽさのあるBGMもカッコいい。
とても楽しいゲームでした。


コーディーとガイでノーミスクリアできたので、
以下その2人前提でボス戦だけ個人的攻略メモ。


1面ボスのダムドは、ジャンプ攻撃が当たるのでジャンプ膝を起点に攻める。
ボスがピョンピョン跳ねてるときはこちらもジャンプ攻撃で迎撃できる。


2面ボスのソドムは、突進を縦にかわしてその後の隙に攻撃。
ボスが歩いてるときはジャンプ攻撃が当たる。
ただし深く飛び込むと落とされるので、つま先を当てる感じで蹴る。


3面ボスのアビゲイルは、上下に動いて近づかれるまでの時間を稼ぎつつ、
近づかれたら軸ずらしから殴る。なるべく横から近づかず、
ボスの縦に並ぶくらいの位置に入って殴るようにすると掴まれにくい、気がする。
ボスが突進してきた場合は、ソドム同様縦にかわして攻撃。
また、コーディーならボスの起き上がり直後に特殊技の飛び道具を重ねればハメ倒せる。
コーディーの特殊技は、レベル4以上で [B→横] の順に素早く押すと出るので、
確実に出せるよう要練習。


4面と5面でソドムとの再戦(というか兄弟らしい)があるが、
このときはボスのライフが半分以下になると高速突進を繰り返すパターンに移行する。
この高速突進は真上か真下に距離を取れば当たらないのでそこで待ち、
止まったところを攻撃する。
位置取りがまずかったり退避が間に合わなそうならメガクラで切り抜ける。


ラスボスのベルガーは、ボスのロケットパンチをジャンプ攻撃で叩き落としながら接近。
画面の上端から近づけば、ロケットパンチに対応しやすく
ボスも隙を見せやすい気がするので、上端から接近。
接近後、ボスが高笑いしたらその隙に目の前まで近づいて殴る。


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というわけで、ワンコインクリアすらできなかったAC版の
雪辱は果たした……ということにしておきたい(笑)
以上、マイティファイナルファイトについてでした。