あけましておめでとうございます。
昨年末あたりからメガドラミニ収録の『スノーブラザーズ』をプレイしてました。
元は90年から稼働の東亜プランのアーケードゲーム。
メガドラ版は93年にテンゲンより発売。
↓メガドラミニ版の公式ページ。
https://sega.jp/mdmini/soft/snow-bros.html
ホットダ王国のアッチッチ大王にさらわれたスノーランドの2人の王女を救うため、
雪だるまのニックとトムは、敵の本拠地ホットダ城に乗り込んだ!
というストーリー。
ゲーム内容は、10フロア×7ステージの全70面(AC版から20面増えているらしい)で、
画面内の敵を全て倒すとそのフロアはクリアとなり次のフロアへ進めるという
オーソドックスな固定画面アクション。各ステージの最後にはボス戦あり。
ボスフロア以外では、時間がかかると永パ防止のカボチャ頭の無敵キャラが出てきます。
操作方法。
方向ボタンで左右移動、Bでジャンプ。Aで雪弾ショットを投げます。
ショットを連続で敵に当てると、敵は雪に包まれて丸い雪玉になり、
これに触れてAを押すことで雪玉をキックして転がし飛ばすことができます。
雪玉は壁に反射しながら高速で最下段まで転がっていき、
これに他の敵を巻き込んで倒せます。巻き込んだ敵が多いほど高得点。
さらに、一度の雪玉転がしで全ての敵を巻き込んで倒すと、
ひとつ一万点のご祝儀袋がたくさん降ってきます。
壁に反射して戻ってきた雪玉に当たると主人公も巻き込まれますが、
ダメージを受けたりはせず、雪玉に取り込まれて一緒に高速で最下段まで移動するので、
状況によっては移動手段として利用できることもあります。
また、キックする前の雪玉は上に乗れたり、押して位置を調整したり、
下から頭突きして上段に押し上げたりできます。特に上に乗れるのが重要で、
これを利用しないとクリアが難しいフロアが中盤にあります。
敵を雪玉に巻き込んで倒すとアイテムが出現。得点アイテムが何故か「寿司」。
瓶に入った液体は、赤が移動速度アップ、黄色はショットの射程アップ、
青がショット威力(敵を雪で包む速度)アップ、緑を取ると一定時間無敵化&浮遊。
緑以外はミスするまで効果が持続します。
稀に主人公の顔マークのアイテムが出ますが、
取ると画面上の敵が停止し、新たに4匹の青いスライムが出現。
これを雪玉にくるんで一匹倒すごとにS,N,O,Wの文字を取得でき、4文字揃うと1UP。
スライムは一定時間で逃げるので、一度で全部揃えるのは難しいです。
というか、1UPするだけのシステムにしてはやたらとまわりくどい気が……w
一発死の残機制でコンティニューは三回まで。
ボス面前後でパスワードが表示され、タイトル画面から入力で途中から再開できます。
というわけで、デフォ難度でノーコンティニュークリア達成までプレイしました。
割とアドリブでいけたりするフロアも多いのですが、ノーコン通しを狙うとなると
全70面を地道にパターン化しないことには安定せず、そこそこ大変でしたね。
ゲーム的には「まとめて倒して高得点!」系のオーソドックスな作りなのですが、
世界観というかキャラのデザインというか、その辺のセンスがちょっと独特。
自キャラはかわいい雪だるまのキャラなのですが、アイテムが「寿司」だったり、
ザコのデザインになんだかアジア方面の風味を感じたり、
微妙にキモいボスたちは攻撃を当てると出血したり。
MD版で追加された51面以降の敵だけデザインの方向性が違ってるように見えるので、
やはりAC版でデザイン関係を担当した方の持っていた「味」だったのでしょうか。
難易度は、バブルボブルとか当時の同種のゲームに比べると高くはない?のかな。
ステージ3(フロア21~30)にだいぶ殺意の高いザコが出てくるので、
その辺は難しいですが、全体としてはそこまで激ムズってほどでもなく。
ただしやはり当時のゲームということもあって簡単ではないし、
一発死なのでノーミスクリアも困難。
難易度設定にノーマルが存在せず、デフォ難度がEASYなので、
ためしにHARDでも少しやってみたのですが、
敵の挙動が微妙に違ってて、新たにパターンを作る必要がありそう。
さすがに大変なので、ひとまずここまでにしておきます。
攻略に関しては、上に書いた通り地道にパターン化。
上記の通りフロア21~30は、下に炎を吐くガチャピン(緑の敵)と、
高所から4方向に弾を投下する相撲取りの殺意が高く、
雪玉の上からジャンプして上の足場に上がらないと敵を倒しにくいフロアもあるので、
しっかりしたパターン化が必要とされる印象です。
私はメモ取ってそれを見ながら進めてたんですが、なんせ70面もあるので、
分量が多すぎてちょっとここに載せる気にはなれず。
基本的に下の方で敵が降りてくるのを待った方が楽なフロアと、
開始直後の無敵時間を利用して開幕から攻めた方がいいフロアがあるので、
まずはそれを見極め、そこをとっかかりにパターンを作っていくといいかな。
敵を一掃時のご祝儀袋ボーナスは、狙うと難しいので、
簡単な面だけで無理せず狙っていく感じで。
永パ防止キャラのパンプキンヘッドは、画面内に残ってる敵が少ないほど
早く出てくるようで、残り一匹になるとすぐに出てきますが、
逆に敵が多いうちは出てくるまでかなり余裕があります。
また、出てきてもすぐには攻撃してこないので、焦って攻めずに
敵が倒しやすい位置まで移動するのを待つことも時には戦略として有効です。
また、転がした雪玉に自キャラが巻き込まれた場合、雪玉から出た直後は
少しの間無敵時間があるので、これも上手く利用すれば敵を倒すのに役に立ちます。
普通にノーコンクリアして4622360点。ボス戦で粘ると延々と稼げる?のかな。
だとしたらハイスコアはあんまり意味ないかもしれません。
YouTubeで動画見る限りでは、
AC版の方にはちゃんとボスに時間制限(というか強制クリア)があるっぽい?
この手のバブルボブル系列の固定画面アクションは、
まともにクリアしたのは何気に初かもしれません。いいゲームでした。
以上、スノーブラザーズについてでした。