ショベルナイト:スペクターナイト編 / 戦場の狼

最近プレイしたゲームの感想。

ショベルナイト:スペクターオブトーメン

昨年からちょくちょくプレイしております『ショベルナイト』。
そのスペクターナイト編をプレイしました。



一通りプレイしましたが、空中から敵に対して高速移動攻撃する
ダッシュ斬り」がメインのアクションなのに加えて、
壁に触れると少しの間だけ張り付いて登れたりなど、
穴落ちが発生しにくい基本システム。
さらに、落下死を帳消しにする(代わりにダメージ+お金減少)装備や、
体力回復の秘宝(サブウエポン)などもあって、
本編ほど即死しまくる構成ではなく、難易度も控えめに感じました。


2周目にあたる「+モード」も、意思(HP)と闇(MP)が一緒になっていて
時間経過や武器使用でもHPが減っていくので一見難しそうなのですが、
逆にMP回復アイテムがそのままHP回復としても機能する上に、
時間経過で体力が尽きてもダメージを受けない限りは死なない仕様なので、
1周目から引き継ぎの装備や強化をあらかじめ揃えてさえいれば、
むしろ1周目よりも楽に感じる部分が多かったですね。


ステージやボスも、本編とはほぼ別物と言えるほど手が加えられており、
上記のダッシュ斬りアクションを存分に活用して攻略する構成。

ゲーム進行も、オープニングステージを終えたら
拠点から8つのステージを選択して自由に挑めるようになるという、
本編もロックマンっぽいところはありましたが、よりそれに寄せた形式に。

全体を通してダッシュ斬りによる軽快な動きが気持ちよく、
本編よりも快適かつモダンな感じのアクションが楽しめる印象でした。



↑功績は18/20まで達成。プレイグナイト編の時と同じのが残った感じ。
チェックポイント破壊は一通り壊したつもりが達成にならず。見落としたか。
スピードクリアもしんどそうなので、今回もここまでとしておきます。
いいゲームだった。

あと未プレイなのはキングナイト編と「ショウダウン」モード。
またそのうちプレイします。


戦場の狼

戦場の狼』もプレイしました。
85年カプコンカプコンアーケードスタジアム収録。
トップビューで任意縦スクロールのシューティング。
陸戦シューティングとかアクションシューティングとか、
このジャンルはいまいち呼び名が定まってないような気がする。



ゲーム内容は単純明快、押し寄せる敵兵を撃ちながら、上へ上へと進んでいく。
通常のショットと、弾数制限ありで前方一定距離先に着弾する手榴弾が武器。
ステージ最後にスクロールが止まって敵ラッシュ。
切り抜けると短いクリアデモを挟んで次のステージへ。


移動方向にしか弾を撃てないので、
前方から次々と湧いてくる敵を効率よく撃つためには
あまり止まらずに前進し続ける必要があり、そこが面白い。


自弾は一回のボタン入力で数発撃つセミオート連射ですが、
(連射機能を使わない場合は)普通に連打しなきゃならなくて、
ボタン連打しつつノンストップで前進しつつ敵を撃ちつつ弾を避けつつ、
という忙しいプレイになります。
ガチ反射神経が必要なアクションゲームって実は意外と少ない印象ですが、
これはだいぶガチ反射神経が必要。
ランダム性が高くてパターン化はほとんど不可能なように思います。
死と隣り合わせのギリギリ感の中で撃ちまくりながら駆け抜ける、
緊張感と疾走感の楽しさ。


ただやはり古いゲームということもあり、弾も敵も当たり判定が小さくて、
左右に振りながら弾ばら撒いてても敵を普通に撃ち漏らすのが
現代の親切なゲームに慣れた目で見るとどうかというところ。

……というかもうこっちの弾が当たらないのなんの。
弾の間を敵がすり抜けてくる感じ。至近距離で撃たれると危険なので、
立ち止まらずに動きつつも敵の接近にも警戒する必要があり、
まあなんというか、やはりこの時代のカプコンのゲームは難しいのであった。

3面の車地帯は止まって車が去るのを待たないとキツイか


4面までクリアすると、敵基地が炎上してヘリが主人公を迎えに来るので
これで一周達成……と思いきや、5面以降も普通に新しいステージが用意されており、
どうやら8面で一周(ループ)という構成だそうな。

さすがに厳しいので、私は4面クリアで満足しておきます。
いいゲームでした。