虎への道(AC版)

Switch版カプアケ2で『虎への道』を先月からプレイしてましたが、
ようやくまともにノーコンクリアできるようになってきたので、
簡単に感想を書いておきます。元は1987年のアーケードゲーム



王林寺を襲撃し子供たちをさらった龍拳王を倒すため、
若き武術家リー・ウォンは、単身龍牙堂へと向かう……というストーリー。
中国を舞台としていますが、明らかに「北斗の拳」の影響がある世界観。


操作は攻撃とジャンプのシンプルなシステム。
ジャンプは、ボタンを押す長さで高さの調整はできますが
移動方向の制御はできない(空中でターンしたりできない)仕様。
各ステージにステージボスの他に中ボスがいる他、
ステージの間に短い修行ステージが挟まり、
師匠に言われた条件をクリアすると修行成功となり、
体力アップや飛び道具『虎気功』の習得など、自キャラがパワーアップしていく構成。
あと、主人公が羽衣をまとって空を飛ぶことで
自由に8方向移動できるエリアがあるのが特徴的。


武器は鎖鎌・槍・蛇棍の3種類で、道中の箱から取得。
他のアイテムは壺から取得。敵もたまに回復やスコアアイテムを落とします。
ライフが半分になるマイナスアイテムの逆さひょうたんには要注意。


残機・ライフ併用制、全5ステージ×2周エンド。



以下感想。
修行とか羽衣エリアとかはあるものの、
まあオーソドックスな2Dアクション……なのですが、
とにもかくにも難易度が高いのなんの。

1面冒頭から出てくる、魔界村でいうとゾンビにあたる無限湧きザコが、
ライフ制なんだから厳しくていいよねと言わんばかりに
飛び込んでくるわ突進してくるわ間合いを取る動きするわで、あまりに過酷。


明らかに回避不能な攻撃をしてくる2面中ボスを始めとして、
ノーダメ突破は無理だろと思える場面が多いです。
食らいながら進んで、ライフが尽きる前になんとか固定配置の回復アイテムまで
辿り着けることを祈るゲーム、といった感が強く、攻略に非常に苦労しました。


練習により、1面と、隠し部屋で回復できる4面、ボス戦のみの5面は
結構ノーミスで抜けられるようになったのですが、2面と3面が安定せず、
どうしても一周につき2ミスくらいは覚悟しなければならないように思います。

幸いながら残機が増える機会が結構あるので、要所の攻略法を押さえれば、
死にながらでもノーコン2周クリアは見えてくる感じ。ノーミスクリアは無理。



↑というわけで、どうにかこうにかコンティニュー不可の
スコアアタックモードを2周クリアできました。412660点。
さすがに理不尽感のあるゲームですが、
ランキング見るとやり込んでる方もいらっしゃる様子?


以下攻略について少し。


武器は初期装備の鎖鎌が上下にも攻撃範囲があって強いですが、
2面までは射程の長い蛇棍の方が戦いやすいことの方が多いかな。
槍は不便な場面が多いので、基本的に取らない方が良さげです。


ステージ合間の修行は全部成功させないと後半厳しくなります。
最悪でも4回中3回は成功させたいところ。
序盤の修行でミスったら捨てゲーも視野に。


回避不能な攻撃をしてくる2面中ボスは、まあゴリ押しするしかないんですが、
開始直後、ボスが動き出したらジャンプでこちらから飛び込んで
空中で振り向き、背を向けてボス本体に当たることで
ボスの向こう側にノックバックで食らい抜けすれば、
以降は上から炎を吐いてくる像がない分ダメージを抑えて戦えます。

空中振り向きからのノックバックで被ダメ無敵時間中に前進するテクニックは
他にも活用できる場面があるので憶えておくと吉。


以上、虎への道についてでした。