Steel Assault / ルート 16 / なんとなくドット絵ロジック

最近プレイしたゲームについて書きます。3本立て。

Steel Assault

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Steel Assault ダウンロード版
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000041230.html


9月末にリリースされた最新のインディーゲーム。
Steamでも出てるようですが私がプレイしたのはSwitch版。
このビジュアルでステージクリア型、硬派アクション、
おまけにちょっと新しげな『ジップライン』と、
これは俺がやっとくべきやつではという雰囲気を
発売前の動画や記事からビンビン感じたので購入。


実際プレイしてみると、割と敵の攻撃が乱暴で
初見だと訳もわからず食らいまくったり(予備動作とかしてくれないザコ多し)、
2面が厳しい反面、3面以降で変に簡単なエリアがあったりと、
(3面の強制縦スクロールエリア、左右の敵が一切攻撃してこないのは何故?)
バランス面では全体的に荒削りな印象を受けるのですが、
慣れると電気ムチでビシバシ敵を叩きながらテンポ良く進むことができて、
なんだかんだでしっかり遊ばせてくれる2Dアクションという感じです。


ウリのジップラインも、変則ワイヤーアクションといった感じで楽しい
……のですが、ボス戦ではもう少し使わせてほしかったかな。
ちょっと変わった移動手段というくらいの印象で終わってしまった感。


全5ステージとボリュームは控えめですが、中ボス含むボス戦が多めで、
プレイを繰り返すにつれて大抵のボスはスムーズに倒せるようになり、
上達が実感できる、この手のアクションゲームとして正しい作りが好印象。


開始前に難易度を選択できて、ノーマルまでなら結構ゴリ押しも効くので、
そんなにガチな人じゃなくてもエンディングまで行けるかなと思いますが、
敵の挙動を把握して練習したりパターンを作ったりといった「攻略」が
本格的に必要になるハード以上が本番という雰囲気が色濃いと感じました。


ただ、残機制がなく、チェックポイントから何度でも再開できる仕様なのですが、
ハードだとステージの最初からになるので、練習しづらくて逆に不便に感じたり。
この辺のシステム周りにも若干の荒削りっぽさがあるような。


そして、選ぶと「上級者向けだけどOK?」みたいに聞かれるアーケードモードは、
コンティニュー不可で一度死ぬとタイトルに戻されるという、
アーケードと名乗りつつも実際のアーケードゲームよりもよほど厳しい仕様で、
さらに3面以降は回復アイテムが一切出ない(!)というハードコアなモード。

さすがにこれは厳しかったですが、なんとかクリア達成できました。
いいゲームだった。


攻略について少し。

ジップラインは、ジャンプ中に出すと
地形に引っかからなくても少し滞空時間が延びるので、
キワドいジャンプを要求される場面では積極的に使っていくと吉。
2面中ボスのマストドンの体当たりもこれで跳び越えられます。


シールド/エレクトリックのアイテムは、攻撃を当てるたびに
2種類が切り替わって好きな方を取れます。
ライフの重要性が高いアーケードモードでは、デフォでエレクトリックでも
シールドに変えて取った方がいいと思える場面がちらほらあります。


1面ボスの床への掃射攻撃は、最初の一往復は画面端にいれば食らいません。
(どう見ても当たってるけど判定の妙で食らわない模様)
その後は、真ん中で一瞬途切れるタイミングにスライディングですり抜ける。


ラスボス戦の最後、床に電撃が発生してからは、低めにジップラインを張り、
ボスから離れて待つのが基本。ボスが突進斬りで突っ込んで来たら、
大きく跳び越えて、直後の隙にボスを斜め上から叩く。
なかなか難しいですが、安地や楽に勝てる位置取りはなさそうですので、
これが一番倒しやすいと思いました。他にいい方法あるのかな。


ルート 16

アーケードアーカイブス ルート 16 ダウンロード版
https://store-jp.nintendo.com/list/software/70010000013499.html


Switchアーケードアーカイブス『ルート 16』。1981年サン電子
操作は4方向移動とボタン押してる間の加速だけとシンプル。
パックマン式の止まれない自機で、
迷路内のアイテムを取っていくトップビューのアクション。


ゲームとしては、最近これもアケアカで配信された『ラリーX』の
フォロワーのような感じなんだと思いますが、
迷路が16の「部屋」に分かれており、部屋内の表示「メイズモード」から、
部屋を出ると自機も敵も豆粒のような表示の「レーダーモード」に
切り替わるというのが本作の独自性。

それだけといえばそれだけで、特に「すげえ良くできてる!」
みたいな感じでもない気がしますが、そのインパクトというか、
絵面だけでもう面白いよね、と前から思ってたので、プレイしてみた次第。


実際プレイしてみても、まあその通りの印象であまり言うこともないのですが、
敵車を脇道にうまく誘導すれば撒いたりできるあたりがテクニカルで楽しいところ。
一方で、ドル袋がいきなりオイル(取ると動きが鈍くなるマイナスアイテム)
に変わるという要素は面倒なだけかもしれない……などと。


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↑ハイスコアモードで5面まで行って56810点が最高記録。

本作はファミコンへのアレンジ移植版である
ルート16ターボ』の方が有名のようなので、そっちもそのうちプレイしたいですね。


なんとなくドット絵ロジック

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https://www.vector.co.jp/soft/winnt/game/se523407.html


PC用のフリーゲーム『なんとなくドット絵ロジック』。
ルールは普通のイラストロジックなのですが、中断機能もあってしっかりした作りです。

問題は20×20という私の感覚からするとちょっと大きめの絵で統一されており、
それが全部で960問!もあるという、果てしないというか途方もないというか、
作者さんはこれ一人で作ったの!?という大ボリューム。
なので思わずDLしてしまったのでした。


イラロジは子供の頃に少しやった記憶があるのですが
大人になってからは離れており、イラロジ界隈のことは全然知らないので、
Vectorでこれを見つけて驚愕したのですが、
試しに「イラロジ アプリ」とかでGoogle検索してみると、
何百問とか1000問以上とか収録したアプリが他にもたくさん出てきて、
うおお、「そういう世界」なのか……!とまた驚愕。
俺がイラロジから離れている間に世界は進んでいた(?)。
こともなげに「全部で960問あります」と説明文に書いてあるのは
そういうことだったのか……
いやしかし、どのみちフリゲで960問というのはすごいのでは……?


とかいろいろ考えつつ、先月頭からちょこちょこ解き続けて、
全体の1/10にあたる96問を昨日解き終えたところです。残り864問。


ほとんどの問題が最初から選べますが、難易度順に並んでるわけではないので、
解けるところから解いていくのが良さげです。
特に最初の問題であるNo.001はいきなり難しい。
私が解いたNo.096までの範囲では、032、052、093あたりが
特に簡単で印象に残ってますので、初心者はその辺から解き始めるといいかも?


さすがにコンプリートまでやる気は続かないと思いますが、
今後も気が向いたら少しずつやっていこうかなと思います。