第23回3分ゲー結果について

第23回3分ゲーコンテストの結果について書きます。


http://sanpunge.html.xdomain.jp/23/23.html


優勝はパズルアクションの『宇宙ステーション サイドップ』。
トップビューとサイドビューを任意に切り替えるというアイデア賞。
私もちょっと似たようなアイデアが思い浮かんだことがあったんですが、
それを実際こうしてしっかり遊べる形にして出されてしまうと、
アクションゲーム勢としては嬉しさ半分、悔しさ半分……(笑)といったところ。


操作感とかそういうところに違和感があって惜しい……みたいなことを
Twitterでは悔し紛れに言っちゃいましたが、
なんだかんだでトータルタイム3分切りして
ボーナスステージ出すところまでしっかり遊ばせていただきました。
楽しいゲームをありがとうございました。


『ニゲットバックス』は、私は1位票を入れたんですが、
私以外に1位に入れた人が1人、2位票に至ってはゼロというのが、
なかなか厳しいなー……というのが正直な感想でしょうか。
印象票がたくさん入ってるところを見ると、
「面白そう!でも難しい……印象票入れとこ」という人が多かったのかな。


私もそんなにSTG慣れしてるわけでもないので難しいとは感じましたが、
一方でプレイを重ねて敵の動きや射線をしっかり把握すると
「ここからこう撃てば無傷で倒せるな」がちゃんと分かるようになってるし、
そういう編み出した攻略法がしっかりハマるようになってて、
それがとても面白いゲームでした。
ですが、そういう面白さはある程度アクションやSTGに慣れてる人じゃないと
理解しにくいのも分かるので、それでこういう結果になってるのかなと。


取った荷物を自機の後ろに引き連れて運び屋に引き渡すというシステムについては、
最近メガドラミニでフリッキーを遊んだこともあって、
Twitterでは思わず「フリッキー的システム」って言っちゃったんですが、
あまりその辺の作品を意識して作られた感じでもないのかな。
スコア以外に絡まない上に結局引き渡すタイミングは限られてくるので、
メカニクスとしてSTG部分と噛み合ってるかどうかはちょっと何とも言えず、
欲を言うならそこにもう一声欲しかった気がしなくもないかもしれません。


アクション勢以外だと、2位の『みさきディスタンシング』が印象的でしたが、
把握すべき情報量の多さといいガチに戦略を考えなくてはならないRPG的戦闘といい、
ゲームとしては自分の苦手なタイプで、面白さを実感するとこまではいけなかった感じ。
……ってここまで書いて気づきましたが、
これSTG苦手勢がニゲットバックスを楽しめないのとちょうど逆の構図では。
結局自分もゲーマーとしてまだまだ未熟、精進せよということですね……。

説明もなく始まって、ゲーム内で受信するメッセージにより
凝りに凝った設定や世界観が明かされていく作りで、
それが強い作家性を訴えてくるようで、「圧」を感じる作品でした。


前の記事で規約違反と書いた『清水国明ガイアブレイカー』に関しては、
やはりコメントなどでもツッコミが入ったようで、
「次回からは規約違反とします」とのことで良かったです。
作品としてはハチャメチャで楽しいんですが流石にフェアじゃないよなと思ってたので、
次回以降、こういう作品はちゃんと名誉の失格にしていただきたい……などと。


あと念のために書いておくと、今回私はどの作品にもコメントは送ってません。
今回「も」かな。送ったことってあったっけか……。
何やら各作品に厳しいコメントもあるようで、
そういう向きには私も色々と思うところはありますが、
一方で「馴れ合い」の場になっていないという点にだけは、
ほんの少し安心も覚えてしまったりしています。


そんなわけで、今回も楽しませていただきました。
参加者の皆様、主催のやれやれ様、ありがとうございました。