前にブログを書いたのが5月5日。
一か月空いたのは多分このブログ初でしょうか。大丈夫、生きてます。
大丈夫じゃなかったのは私のノートPCの方でして、
起動しなくなったけど最終手段を発動してどうにか復活したよという記事を
書いたのが4月の始め、そこからおよそ2か月で再び起動不能に陥り、
蘇生できずにそのまま2度と目を覚ますことなく天に召されましたとさ……。
というか買って2年くらいで使えなくなったのは初めてな気がする。
何か使い方が悪かったのだろうか……。
仕方なく購入した新PCで今これを書いてます。
そんな具合でここ数週間ほどいろいろ停滞してますが、
ぼちぼち再開していきたいところ。
ところで、PCが使えなかった間(とその前後)に積んでたゲームを
いくつかプレイしましたので、それらについて以下に軽く書いておきまする。
超魔界村R(GBA)
超魔界村『R』! 2002年にカプコンより発売。
いまさらですが魔界村は大好きなシリーズで、3部作の他に「極」や「WS」も
プレイ済でしたが、この「超R」だけは未プレイだったんですよね。
内容は超魔界村のGBA版なのですが、忠実移植の「オリジナルモード」の他に
新ステージが追加された「アレンジモード」がありまして、
今回はアレンジモードの方をメインでプレイしました。
アレンジモードは2周制が廃止されてステージが分岐制になっており、
ステージクリア時に着ていた鎧の種類によって選択できるステージが変わります。
ステージ開始時のマップ画面がステージ選択に置き換わっており、
1面と7面以降が固定で、間のステージは上中下の3つから選択。
ただし6面だけは上と下しかないようです。下ルートが原作とほぼ同様、
上ルートがそこに敵やトラップの配置を追加した高難度版、
そして真ん中ルートのステージ群が、本作オリジナルのステージ。
面クリア時に裸か鋼の鎧だと難易度低めな下ルートしか選べず、
上位の鎧であればより上のルートを選択できるようになっています。
一通りプレイした感想。まあ超魔界村なので面白いのは当たり前なんですが、
SFCより画面が狭いGBAということで、若干上下方向の視界の悪さは感じたかな。
あと新規ステージである中ルートの4面後半と5面で、
「足場の悪い場所にランダム無限湧きのコウモリが飛んでくる」
という構成が連続してるのもちょっとどうかと思ったところ。
新規ステージは、中ルート2面が大魔界村2面、3面が初代4面、4面が初代1面を
モチーフとした構成になってますが、大幅なアレンジが加えられており楽しめました。
4面の新ギミックである石化ウッディピッグの足場が印象的。
あとレッドアリーマージョーカーね。2面ボスですがだいぶ強敵。
中ルートの5面は完全新規のステージで、横スクロールだけで登場ザコの種類も少ない
シンプルな構造ですが、ボスのバルバロが道中から何度も登場して追撃してくるという、
これ以前の魔界村ではなかったタイプのステージで新鮮でした。
また、SFC版はフラフラ動いて適当に弾を撃ってくるようなボスが多かったのに対し、
本作の追加ボスたちは割としっかりした行動パターンを持っているものが多く、
10年分の進歩を感じましたね。
結構プレイしまして、最終的にはオール上ルートでノーミスクリア達成。
上ルートは、特に2面と3面が難易度爆上がりしてる感ありました。
2面前半のヤケクソみたいなギロチンの配置。
3面前半は「そこにグリリアン置く!?」っていう敵配置の嫌らしさ。
そして4面は元からキツイという。
というわけで超魔界村R、いいゲームでした。
ちなみに超Rだけ未プレイだったと上に書きましたが、パズルゲーの『謎魔界村』とか
携帯アプリだった『騎士列伝』も未プレイなんですよね。
カプコンさんにはそろそろ家庭用現行機に移植をお願いしたいところ。
魔界村もコナミさんみたいにアニバーサリーコレクション出しましょうよ。
あとシリーズ作品ってわけじゃないですが『魔界島』もそのうちプレイしたいですね。
Track & Field(DS:コナミアーケードコレクション収録)
昨年から断続的にプレイしてるDSコナミアーケードコレクション。
収録作品のうち、唯一未プレイだった『Track & Field』をようやくやりました。
元は83年のアーケードゲーム『ハイパーオリンピック』の海外版。
なんでも「オリンピック」という名称が許諾を得ないと使えないため
これだけ海外版の収録になったとか。
内容は「100m走」「走り幅跳び」「槍投げ」「110mハードル」
「ハンマー投げ」「走り高跳び」の6つの競技を順番にこなすスポーツアクション。
設定で周回ありにもできるようですが、デフォ設定では走り高跳びをクリアすると
表彰台に上がる簡素なエンディングののち終了。
操作は、十字キーを使わず3つのボタンのみでの操作で、
さらに操作の便宜のためか、同じ役割の「ラン」ボタンが2つあるため、
実質2つのボタンだけで操作するという思い切ったシステム。
で、各競技ではその「ラン」「ジャンプ」の2ボタンを駆使して
クオリファイ(競技ごとに設定されたノルマ的なやつ)を
超える記録を出せば次の競技に進めます。100m走とハードル走は一発勝負ですが、
他の競技は3回トライして1回でもクオリファイを超えればOK。
ということでクリアしました。
有名な話ではありますが、このゲームの肝はとにかく「連打」!!
各競技によってルールは異なりますが、ランボタンを連打することにより
スピードや飛距離を稼ぐのが基本。そこに競技によって
タイミングよくジャンプボタンを押す要素が加わってきます。
連打とタイミング操作で高記録をめざす単純なゲームですが、
全体のスコアの他に各競技ごとのランキングも記録されるので、記録更新が熱い。
AC版が当時人気を博し、様々な連打法が考案されたという話も頷けます。
クオリファイも進むにつれ厳しくなっていき、最後のハンマー投げと走り高跳びは
コツをつかまないとなかなか難しいです。
ゲーム内の説明に書いてないウラワザ的なスコア伸ばしテクニックもあるのですが、
ネット上には攻略法を記したサイト様もあるようですので、その辺りを参考に。
↑ハイスコア68120点。いいゲームだった。
マジカルウィップ(DSiウェア)
2010年、シルバースタージャパンから配信のDSiウェア。
現在は3DSのニンテンドーeショップからDLできます。200円。
↓公式サイトもまだ残ってるぞ。
https://www.silverstar.co.jp/02products/dsi_magicalwhip/
このゲーム、「かわいい見た目なのにやたら難しい」という風のウワサを聞き、
興味を持ってとりあえずDLしといたのが昨年3月。
しばらく積みゲーになってましたが、いいかげんやっとくか……と思って
やってみたところ、なんとまあ聞きしに勝る超難度。
詳しい内容は上記の公式サイトをご参照いただきたいのですが、
簡単に説明すると、昔ながらの固定画面アクションといった趣のゲーム。
自キャラの武器は「魔法のムチ」。このムチで敵を叩くのですが、
倒した敵は自動的に自キャラの頭上に持ち上げられ、別の敵に投げる武器にできます。
これを当てて敵を倒すと、その敵は大きく空中に跳ね上がるので、
それにムチを当てればまた頭上に持ち上げることができます。
この「投げて当てる→当たって浮いた敵を捕まえる」が成功するとコンボ成立。
敵を投げた時の攻撃力は、「コンボ数×投げた敵のライフ」。
つまり、3コンボ繋げてライフ4の敵を持ち上げると、3×4で威力は12!
こんな感じでムチと敵投げコンボを駆使し、全50面のクリアを目指します。
約10面ごとに登場するドラゴンを倒すと「ランク」が上がり、
Sランクでクリアするとエキスパートモードが解禁されるというやり込み要素もあり。
で、感想ですが……。
前半はまあまあ面白いと思いました。
2画面ぶち抜きの縦長画面なので上下画面の繋ぎ目付近が把握しづらいとか、
通常攻撃ですら「魔力」を消費して枯渇すると攻撃できないのが煩わしいとか、
操作が無駄に複雑(ダッシュとか強攻撃とか必要か?)だったりとか、
正直言って洗練されてないと感じる部分がかなり多いんですが、
それでもムチで捕まえて投げてコンボ繋げてっていう基本コンセプトが面白いので
そこそこ遊べる内容だと思います。前半は。
問題は中盤を過ぎて、30面台あたりからでしょうか。
やたら動きづらい地形、大量の敵、そこから放たれる大量の敵弾……。
敵の全滅がクリア条件なのに、破壊しない限り延々と敵を吐き続ける魔法陣が
到達が面倒な場所に2つも3つも配置されてたりする面が多くなり、
どう考えても残機とコンティニューでゴリ押しする前提としか思えない
鬼畜ゲーと化します。終盤のボス戦とかも、ちょっとあんまりすぎるムズさ。
このゲーム、「迷いの森に迷い込んだ見習い魔法使いの男の子と女の子が
脱出するために森を支配するモンスターを倒す」っていうストーリーなんですが、
生きて帰るのがあまりに困難。森の名前は「帰らずの森」に改名すべきでは。
見習い魔法使いどころかプロ鞭使いであるベルモンドさんですら
鞭放り出して裸足で逃げ出しかねないほどの地獄難易度。
そんな感じなのですが、男の子でSランク、女の子ではAランクで
どうにかノーマルモードのエンディングまでは行けました。
コンティニューしまくったので胸を張って「クリアした」とは言いかねますが……。
上に「残機とコンティニューでゴリ押し前提としか思えない」って書きましたが、
Sランクでクリアすると解禁されるエキスパートモードは、
ステージ自体は(少なくとも私が到達した面までは)ノーマルと変わらないものの、
なんと「残機0、コンティニュー不可」の条件で挑まなければなりません。
人間には不可能では?
攻略に際しては、各面に隠されている、コンティニュー回数を増やす「復活の実」と
面クリアまで空中でジャンプできるようになる「飛行の実」がかなり重要なので、
攻略情報の共有ということで、以下にだいたいの場所を書いておきます。
……と思ったけど50面もあるので長くなるし(面倒)私もまだ完全には把握してないので
今日はやめておきます。もうちょい確認したらあとで自サイトの倉庫にでも載せたい。
----
はい、本日の記事はここまで。
最近、SwitchにGHOSTUSが移植されるという衝撃のニュースが飛び込んできましたので
それについても書きたかったのですが、長くなったので次回に回します。
最後に、超魔界村Rのアレンジモードをオール上ルートでクリアした時にだけ
エンディング最後に表示されるグラフィックを、クリア記念に載せておきます。
ネタバレ注意。
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓