DSのコナミアーケードコレクションに収録されている、
『ツインビー』をプレイしました。
1279450点！最高で10面まで行きました。
これまた有名タイトルなのでいまさら私が解説するほどでもない……
と思いきや、グラディウスほどの人気があるわけでもなさげ？
一応基本的なことを書いておくと、
元は85年のアーケードゲームで、グラディウスと同時期の作品。
強制縦スクロールで次々と出現する敵をショットと対地弾で倒しながら
進んでいき、ステージの最後まで来るとボス戦。
AC版はボスは５種類ですがステージの背景は６面まで別のものが用意されており、
７面以降ボスとの組み合わせがズレていくという変則ループゲーム。
全10面で１周とする情報もネット上にはありますが、
これはザコの出現パターンが10面まで用意されてるということなのかな？
10面をクリアできてないので未確認。
２つのボタンで対空ショットと対地弾を使い分けるシステムなのが、
ゼビウスからの系譜って感じがしますね。
ただし普段は地上物に対しての照準とかは表示されず、
だいたいの射程内（中距離正面）に地上物を捉えて撃つと
あとは自動で対象めがけて対地弾が飛んでいくという、
自動照準……といえばいいのかな。そういうシステムです。
世界観がポップというかコミカルというか、
野菜やら台所用品やらが敵として飛んでくる世界観で、
自機にも「手」があって、そこから対地弾を投下するんですが、
この「手」に攻撃を受けると手が失われ、対地弾が撃てなくなります。
なかなか厳しい気もしますが、逆に言うと手で攻撃を受ければ
即ミスにはならないので、当時のゲームとしてはむしろ優しい仕様かな。
手を２本とも失うと一度だけ『救急車』が現れ、触れれば修理してくれます。
雲を撃つとたまにアイテムのベルが出現。
ベルは５回撃つごとに色が変わって、黄色以外のベルだとパワーアップ。
白で２連弾、青でスピードアップ、緑で分身、赤でバリア。
黄色ベルはスコアで、取り逃さずに連続で取っていくと
10000点まで獲得点数がアップします。
それから地上物を破壊した時にもアイテムが出ます。
フルーツを取ると得点、星だと空中の敵が全滅。
そして上記のベルとは別の『地上ベル』を取ると、
１個目でショットが３wayになり、２個目以降は
画面内を跳ねまわって敵を倒すボールが出現します。
基本的なことはそんなところでしょうか。
他に２人プレイ時限定のルールや攻撃方法なども
あるようですが、一人でやってるので割愛。
で、まあ３分ゲーコンテスト用の縦STGを作るにあたって
参考にできるかと思ってプレイしたんですが、
アクションゲーマー的感想といたしましては……
グラディウスは面白かったしこのツインビーも面白かったんですが、
やはり方向性の違いみたいなものは感じましたね。
割とアクションゲームと同じような感覚で楽しめたグラディウスに対し、
ツインビーは地形要素がなく敵がひっきりなしに出てくるので、
パターンが作りにくくてアドリブで対応しなきゃならない部分が多い。
あと自機にグラディウスほどの面制圧火力もないので、
より「狙い撃つ」ことを意識することが多かったかな。
この辺、やっぱ縦シューと横シューのゲーム性の分化は
この時代から始まってきてたんだろうなあ、などと思いました。
自分はなんだかんだでアクションゲーマーなので
今のところ横シュー……というかグラディウス的なやつの方が好きかな。
一応ツインビーでも、射程が限られる対地弾を地上敵に当てるために
前に出てヒット＆アウェイするあたりにアクションゲームらしさを感じました。
……が、この縦シューにおける対地と対空の使い分けは
その後のジャンル発展の過程で廃れていったみたいなんですよね。うーむ。
ちなみに、私が３分ゲーに応募したSTGも、
通常ショットのほかに照準めがけて攻撃する武器があって、
その２種類を使い分けるシステムになってます。
システム自体はツインビーを遊ぶ前に決めてたので
その点の影響はないんですが、プレイ感覚は割と似てるかもしれません。
私は縦シューの経験が浅いので、これまで通り
アクションゲームのノウハウで作った部分が大きいんですが、
それゆえに、アクションとシューティングがジャンルとして
明確には分かれていなかった時代のゲームに似てしまった、
と考えることもできるかも。
……なんだか話がずれて自分のゲームの話になってしまいましたが、
なかなか面白いゲームでしたツインビー。いいゲームだった。
コナミアーケードコレクションでまだ未プレイなのは
「プーヤン」「Track And Field」「スーパーバスケットボール」
「ロードファイター」「ショーリンズロード」の５つ。
そのうちプレイしたいと思います……。
本日は以上。ありがとうございました。
