スクランブル/ツタンカーム/ロックンロープ、あと積みゲーの話とか

DSのコナミアーケードコレクション
ひとまず目当てだったロックンロープとツタンカーム、
それとスクランブルをプレイしましたので、
簡単に感想を書いておきます。プレイした順に。


■ロックンロープ
固定画面アクション。83年作品。
画面の一番上の幸運の鳥まで登れば面クリア。
ジャンプはなく、斜め上にロープを打ち出して足場に引っ掛け、
ロープを伝って登っていく。敵はライト攻撃で一定時間動きを止められる。
ロープを出しっぱなしにしておくと敵もロープ移動してくるが、
このときロープを消したりライトを当てたりすると敵を倒せる。


ロープはかなり浅い角度で打ち出されるので真上には登れず、
離れた場所に引っかけて移動することになる。
どこに引っかけてどう登るか、ある程度パターン化が必要だが、
敵の動きがかなり気まぐれなので、やや運ゲー感あり。


なんでもこの手のワイヤーアクションの始祖的作品らしく、
微妙な操作性の悪さや落下死判定の厳しさ等、
黎明期ゆえか洗練されていないと感じる部分もあり、
操作には慣れが必要。慣れるとけっこう楽しい。


4面で一周。難易度設定が16段階もありますが、
真ん中くらいの『難しい1』でノーミス一周できました。


■ツタンカーム
82年作品。ピラミッドに挑む探検家。目指すは秘宝ツタンカーム。
上下左右に移動して迷路状のマップを進むトップビューアクション。
移動はパックマン式の壁に当たらないと止まれないタイプ。
マップは左右にスクロールする数画面分のマップで、
鍵を取ってゴールの扉を開ければクリア。
2面以降は複数の鍵があり、しかし鍵は一つしか持てないため、
一度ゴール前まで行って一つ目の鍵穴を消したら、
もう一つの鍵を取りにマップ前半まで戻らなければならない。


攻撃は、自キャラの向きとは関係なく2つのボタンで左右にビームを撃てる。
元のAC版はツインレバーゲーで、2本目のレバーの左右で攻撃だったらしい。
その割に上下には攻撃できないのがこのゲームの難し面白いところ。
自キャラ一機につき一回だけ使えるフラッシュボムは、
いわゆる今日で言うところのボムで、画面上の敵を瞬時に全滅させる。


敵はマップ各所にあるジェネレーターから無限湧き。
3種類のスピードの敵がいて、一応自キャラに向かってくるのだが、
ある程度ランダム性があるようで、気まぐれな動きをする。


4面で一周。
ゲーム内説明に「難易度は非常に高い」って書かれるくらいの高難度。
止まれないことと左右にしか攻撃できないことが
敵への対応を難しくしている上、上記の通り鍵が一つしか持てないために
マップを往復する必要があり、よって難所を何度も通る羽目になる。
その割に頼みの綱のボムは死なない限り補充できないという、
そのあたりが難しさの主因でしょうか。
どうにかデフォ設定で一周クリアは達成。ノーミスとかは無理。
これも若干運ゲー要素が強い気はするものの、割と楽しめるゲームでした。


攻略のコツとしては、ボム不足に悩まされると思うので、
安易にボムを使わないこと。しかし抱え落ちしてしまっては
元も子もないので、使うときは思い切って使うこと。
敵が大量発生してとても進めそうにないような場面でも、
倒しながら待ってれば出現が途切れることもあるので、
安易にボムらず限界まで粘りましょう。
あとはある程度の運も必要……かな。
一周するならできれば2面クリアまではノーミスノーボムで行きたい。


スクランブル
グラディウスの前身と言われるコナミSTGの祖。81年作品。
前方へのショットと対地ミサイルを武器に戦う。
燃料の概念があり、時間経過で燃料ゲージが尽きると墜落してミス。
燃料タンクを破壊すると補給。


3分くらいで一周できる短さながら、その中にUFO地帯や隕石地帯など、
当時としては多彩なシチュエーションが詰め込まれていて、
なるほどこれは後の横シューの源流って感じはあるなと思いつつも、
一方で撃てる空中物があまり出てこず(特に後半)、
燃料補給のために破壊すべき燃料タンクは地上にあるので、
どちらかと言えばメイン武器は対地ミサイルの方っぽいのが
グラディウス等とは趣を異にするところでしょうか。


ミサイルの軌道が独特で慣れないと狙って当てるのが難しかったり、
画面の半分より前に行けなかったりと、今やると逆に新鮮と感じる部分も。


難易度はあまり高くなく、すぐに一周できました。
2周目以降は燃料の減りが速くなりますが、
最終的にはノーミス2周クリア達成。5周目まで行けました。
上手い人はかなり長くプレイできそうな気がする。
だから「スーパーコブラ」が作られたのかな……。

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そんなところでしょうか。
これでこの前のグリーンベレーと合わせて
15作品中4本をプレイしたので、残りは11本……なんですが、
他の積みゲーも崩したいのでいったん離脱。
間隔を空けて少しずつプレイしていこう。


FC・SFCの積んでるゲームがあるのでね、次はそれをやりたいなと。
魔獣王の再販版も発売されたしね……(まだ買ってないけど)
積みゲーがなかなか減らない、何故だ。


積みゲーと言えば、Bloodstained……の8bit風のやつ?はどうするかな。
これも今のところ買ってないので積んでるってわけでもないんですが。


正直言うと自分はドラキュラに関しては
面クリ原理主義穏健派の数少ない生き残りの一人なので、
IGA作品にはいまだに正面から向き合えないところがあるのですが、
今回は面クリらしいしな……
開発がインティなら手堅く仕上げてあるだろうし。
いやでもこれは「Bloodstained」であって
悪魔城ドラキュラ」ではないわけだし、うーん……。


本家コナミのドラキュラも復活するらしいですが、まあスマホですし、
結局人気キャラで商売する感もあって、なんというか。


……積みゲーのことを書いてたらドラキュラの話になってしまった。
話を戻すと、積みゲーと言えばSteamでセール時に買ったまま
プレイしてない電子積みゲーもあるんですよね。
そろそろやっていかんとな……。
ということで本日は以上。ありがとうございました。