第１回２分ゲー結果について色々

２分ゲー

２分ゲーの結果が出ましたのでそれについて書きます。



終わってみれば第一回から主催者が優勝という波乱の展開。
やれやれ様おめでとうございます。
私は「その名は深く青ざめて」が優勝すると読んでたんですが、
上位３作品が最終盤まで競りに競って、最終的には
スリークライマーズが最後の伸びで鼻差で勝った感じでしたね。


念のため採点ルールについて説明しておくと、投票者は作品ごとに
「面白かった」「普通」「面白くなかった」の３項目のうちどれかに投票して、
最終的に獲得した「面白かった」のパーセンテージの高さで
順位を付けるという方式。
これあくまで「面白かった」の「割合」だけで決めるので、
投票数は全く考慮されない上に、「面白くなかった」ばかりか
「普通」に入った票さえも実質マイナス票として計上されるんですよね。
全体に対する面白かったの割合を下げちゃうから。
何とも思い切ったシステム。


他の方も言ってらしたんですが、
投票方法がTwitterのアンケートなので、仕様上、
「面白かった」「普通」「面白くなかった」の
どれにどれだけ票が入ったかが
投票終了後に完全にオープンになるのですよ。
なので、上記の採点方法に不満がある方は、
自分で独自の方法で採点して順位つければいいやないかという。


ひとまず見やすいように投票結果を表にしてみました。

作品タイトル 面白 普通 非面白 票数
スリークライマーズ 68 29 3 28
その名は深く青ざめて 64 27 9 33
にみにっつ 63 30 7 43
グナイトゥース 50 50 0 14
奇人イッポポタモ 40 33 27 15
三つ目が見える 26 43 31 23
地獄の沙汰も麺次第 22 33 45 18
空に輝きは見えず 9 64 27 11
避けるアクションゲーム2 8 42 50 12
sdew 7 53 40 15

面白＝「面白かった」に入った票の割合(%)
普通＝「普通」に入った票の割合(%)
非面白＝「面白くなかった」に入った票の割合(%)
票数＝その作品に投票された票の総数
としてまとめてあります。


で、公式順位に文句はないですが、せっかくですから、
勝手に部門賞などを考えてみましょうか。


■興味を持たれた部門

投票数が多かった順。
すなわち、どれだけ遊ばれて評価されたか。
自分で遊んで評価をつけようと思った人が多かった順。
どれだけ興味を引いたか。


１位：43票 にみにっつ
２位：33票 その名は深く青ざめて
３位：28票 スリークライマーズ
４位：23票 三つ目が見える
５位：18票 地獄の沙汰も麺次第
６位：15票 奇人イッポポタモ
６位：15票 sdew
８位：14票 グナイトゥース
９位：12票 避けるアクションゲーム2
10位：11票 空に輝きは見えず


最も投票数が多かったのはにみにっつ。２位に10票も差をつけてます。
まあRPGアツマールの公式で紹介されてましたし、むべなるかな。
そうするとやはり大事なのは宣伝力、拡散力……というか
それ以前の段階で要するに「ブラウザゲーは強い」ってことですかね。


あと分かってたけどアクションとシューティングは
あんまり遊ばれてませんな〜……。
2Dアクション勢として言及しておきたいのが「避けるアクションゲーム2」
これブラウザゲーなのに票数が少ないのは、
おそらくゲーム開始方法でつまづいて遊べなかったために
投票しなかった人が少なくないのではないかと思われます。
タイトル画面で「Ｔ」を押さなきゃならないんですが、
フォントのせいで「＋」に見えるんですよね。もったいない。



■無難さ部門

「面白くなかった」の割合が少ない順。
すなわち、誰でもそれなりには楽しめる、
無難なゲームという観点からの順位。


１位： 0% グナイトゥース
２位： 3% スリークライマーズ
３位： 7% にみにっつ
４位： 9% その名は深く青ざめて
５位：27% 奇人イッポポタモ
５位：27% 空に輝きは見えず
７位：31% 三つ目が見える
８位：40% sdew
９位：45% 地獄の沙汰も麺次第
10位：50% 避けるアクションゲーム2


グナイトゥースこれ面白くなかった０って
何気に快挙じゃありません？
票数が14票と少なかったとはいえ、なかなかないのでは。
グナイトゥースはシンプルかつ難易度低めのSTGですが、
「誰でもクリアできるように」っていう配慮は
やっぱり大事なんですかね。似通った内容で作者様ご本人も
被ったと言ってらした「空に輝きは見えず」も
公式トップ３の次まで順位上げてますし。


まあ一方で、上で言ったように「普通」票も
実質マイナス票として計上されるので、
無難なだけでは（公式順位では）勝てないんだろうなと
いう感じもあります。なかなか興味深い結果でした。

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プンゲと同じようにポイント制にした順位とか、
他にもいろいろな観点からの順位付けが考えられますが、
ひとまずこのくらいにしておきますか。


自分、少なくとも今回は運営関係者でも参加者でもなんでもない
ただ勝手にまとめてるだけの一般人なんですが、
なんだかさすがに差し出がましいような気がしてきたので、
うーん、だれかまとめサイトとか作らないかな……。


ということで、第１回２分ゲーコンテスト。
公式のルールまとめを見ると、この後
必要ならルールを改定して、次回の開催日を発表、
という流れになるようですが、
フリクラよろしく最後に主催者の総評……とかがあったりは
しないと思うので、まあこれでほぼ終了、だと思います。
お疲れさまでした。
参加者の皆様、主催のやれやれ様、そしてこの記事を
見に来て下さった画面の前の貴方！ありがとうございました。


次回私はどうしましょうかね……。
アイデアも参加したい気持ちもあるっちゃあるんですが、
状況的には今作ってる平安京エイリアン風ゲームを
さっさと完成させたいし……。
以上、今日はこの辺で。